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[ 2026/06/13 18:59 | ]
■からっぽで笑う。
友人がふたり、遊びにきてくれた。マカロンをもって。

ひさしぶりにからっぽで笑えた。

こころから、楽しい時間だった。

とても。



ゆうべも、眠るときにはNさんをおもった。
Nさんが元気だったころをおもいだしていた。

時がたつほどに
死という現実が薄らいでいく。

あたたかかった頬も、ざらりとしたひげも

あのとき真摯に覚えていたかった感触が
らしゃ紙につつまれていくように鈍くなる。



目が覚めたら、Nさんは元気で
悲しいゆめだったんだ、って安心して


でもちがうんだね。
こっちが現実。

Nさんは骨になった。
そうなんだ。

なんどもなんども、この現実を肯定しなきゃいけない。
かなうはずのない夢をみるわけにいかない。


だからひたすら、鶴を折っていた。
この10日間。



今日、からっぽで笑えた自分にびっくりしている。
こころから笑えたわたしは、じぶんが愛おしかった。

Nさんのことは忘れない。
悲しかったことも忘れない。


わたしの10日間を知らない友。

その、友の愛。

わたしの、こんなこころをまるごと、すくいあげてくれた。




鶴は、まいにち少しずつ増えている。


マカロンは、こころの奥まで、ふわふわにする味だった。

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[ 2009/03/15 00:23 | Comments(0) | ◆Free ]

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